その昔、中国での教えです。
接して漏らさずという有名な言葉があります。
「セックスしても射精してはいけない」ということです。
セックスする意味ないですよね(笑)。
道教の教えらしいですが、もっと古くからあるのかも
しれません。道教は最終的には仙人を目指し、不老不死を
最終目的にしていますので、まあそんなものでしょう(笑)。
射精は気を体外に排出するため、うんぬんかんぬん・・・
男性の気(陽の気)と女性の気(陰の気)が混ざってなんたらかんたら・・・、
らしいです。たしかにやりすぎはいけませんね。
江戸時代の有名な学者、貝原益軒の養生訓にも同じ記述
が出てきます。年代別の理想の射精回数(笑)もあるようです。
どこかの文献からコピペしてきたんでしょうか。ちなみにベストセラー
作家の貝原先生福岡の人らしく、若いお嫁さんももらってます。
記憶を辿りながらですが、酒見賢一著「後宮小説」にも、
還精の記述が出てきます。あと、菊池秀行さんの「淫蕩師」
には仙人が出てきます。閨房術を極めた仙人は凝視する
だけで女性をオーガズムへ導きます。
何が言いたいかというと、気の力とか還精の法とかは
話半分くらいが一番楽しいということです。なぜか「気の力」
というだけで、ありがたがる人が大多数いるのが昔から
理解不能です。
健康になりたければ、楽しいセックスをするに限ります。
セックスと健康、セックスと認知症なんかの裏付けのある
データがあったら誰か教えてください。(最低限、ある程度大きい
分母がないと駄目ですよ。)
120歳で子供を作ったとか、1週間ぶっ続けで
セックスしたとか、そういう結果にコミットした話があれば
試してください。(たぶんその話もエビデンスはないと思います)。